【展示会】私が展示会のときに気をつける「伝染効果」とは





id=”せっかくの展示会が台無しになってしまうこと”>せっかくの展示会が台無しになってしまうこと

 

たまには少しでも役に立つ (当たり前すぎて立たない可能性も無きにしも非ずですが) お話をしようと思います。

 

展示作品は素晴らしいのに、残念ながら見る人に良い印象を与えない方法というものがあります。会場が”汚れている”ということです。

 

[目次]

 

目に見える埃や土などの汚れを綺麗にしよう

ここでいう汚れとは、展示会場の壁が汚いとかではなく、もっと根本的な展示会場に設置されたクーラーの送風口やライトの上にたまった埃とか、窓枠に積もった土などの汚れです。

 

年季の入った壁の汚れなんかは、工夫次第では展示の味になったりするので、ここでは特に触れません。

 

さて、私が展示会をする際には、まず展示会場の掃除に20分程度時間を使います (もちろん、会場に掃除した方が良いなと思う場所があればの話ですが)。可能な限り目に見える汚れをウエットティッシュや掃除機、はたきなんかを使って綺麗にしていきます。

 

 

 先端を交換できるので重宝しています。

 

 

マキタの掃除機はコードレスでも吸引力が強いので好きです。

 

伝染効果とは

さて、本題です。なぜ私がこのように会場の掃除を重視するかと言いますと、実は人には生まれながらに汚染物質に対する恐怖心、忌避願望が備わっています

 

例えば、このような実験が行われたことがあります。

  1. ある実験で被験者にオレンジジュースを差し出す
  2. 被験者に内緒で実験用に飼育され、衛生上は全く問題ない”皆が怖がる黒い虫”をコップに上がらせる
  3. 被験者が気づいたところで虫を容器に回収

 

すると、虫を見た被験者のうち80%が品質自体には全く問題がないオレンジジュースを飲もうとしなかったのです。

 

これは極端な実験データかもしれませんが、小売店では実際に「不衛生」をイメージしやすい衛生用品、ペットのトイレ砂、おむつなどと同じ棚にある食料品の売り上げは減少するというデータがあり、これは「伝染効果」と呼ばれます (各社は不衛生なイメージをさせないため、パッケージングなどで処理しています)。

 

この伝染効果は「直接触れていなくても、近くに不衛生なものがあるだけで全体に負のイメージを抱く」ということがポイントで、アリゾナ州立大学のアンドレア・モレイズとデューク大学のギャバン・フィッツサイモンズの研究によると

潜在的恐怖心の影響は実際の接触がなくても、接触した感じがあれば起こる。しかも一時的なものではなく長時間持続し、選択に影響したり、評価が大きく変わったりする危険がある。

デイビット・ルイス『買いたがる脳』(日本実業出版社)

  

とあります。

 

衛生に対する防衛反応は人の本能

人がはるか昔から狩猟生活をしていた頃から生き延びるために腐ったものを避け、疫病への対策からも本能的に不衛生なものを排除しようとしてきた歴史があります。

 

展示作品は素晴らしいのに、会場で汚れているところが目につく…となってはせっかくの展示会ももったいない。

 

目につきやすところをホコリを払ったり、細かいゴミを拾ったり、細かいところではありますが、せっかくの展示会ならそういった会場の綺麗さにも気を使っていきたいなと思います。

 

今回の話はデイビット・ルイス『買いたがる脳』(日本実業出版社) を参考にしています。マーケティングの話ですが、普段の買い物にまつわるような話が多く面白いです。

 

 

では、そんな感じで!









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