Hi, 英国建築切り絵の弥生です。
いよいよ初の切り絵二人展「動的平衡 -Dynamic × Static-」が始まりました。どれくらいの人が見にきてくれるのか、非常に楽しみであります。
動的平衡 -Dynamic × Static- の意味
今回は二人の切り絵モチーフから「動×静」というテーマを展示会コンセプトに採用し、展示会名もこのコンセプトに沿って決めました。
動的平衡とは科学用語の一つで「世界 (系) は一見は動いているように見えるけども、
系内のエネルギー総量は平衡に達している状態」という意味で (かなり大雑把な説明ですが)、epine.さんの作る動物も、僕の作る建築も、一つの世界に収束している状態を表しています。
動的平衡の英語訳は「dynamic equilibrium」なのですが、今回は「動と静」に沿って「Dynamic (動)」「Static (静)」というサブタイトルを採用しました。
作品の搬入
2016年9月21日
展示会初日、弥生は別件で22日からの参加が決まっていたので、搬入作業は全てepine.さんとお手伝いのお友達にお任せしてしまいました。
epine.さんの作品と僕の作品が交互に配置されています。
棚の上には小さな作品が。猫かわいい。
お互い紙を切っているだけなのに、切る人によって全く違う雰囲気の作品が生まれるところが切り絵の面白いところだと思います。
弥生、合流
2016年9月22日
朝一の新幹線に乗ってepine.さんと合流し、展示会2日目がスタート。
初日は平日ということもあり、お客様は2名だったそうです…。しかし2日目は祝日ということもあり、開催時間の12時からすでにお客さんが入り始めました。
ただ時間によって客足もまばらなので、暇なときはお互い机で作業を進めていました。
epine.さんの作業中のご様子。こちらは、「動的平衡」の文字を切って、ポスターに飾るモビールを作られているところ。
入口のポスター下に切り絵で「動的平衡」の文字が!
お昼から夕方にかけては、特にたくさんの方にご来場いただき、一時的に、ギャラリーが満員になることもありました。
2人じゃ説明とグッズの販売で手が回らねぇ!みたいな、ありがたい状況に。
切り絵図案のポストカード。中には全種類購入された方も。ありがたし。
合作切り絵『Fairy tale』スポットライトを浴びて、額縁の奥にうっすらと影が浮かび上がっています。これぞ切り絵の醍醐味!
動的平衡を終えて
全日程を終えて、計136名もの方にご来場いただきました。2人の密かな目標、来場者100名は見事達成。
epine.さんや僕の友人、切り絵仲間もたくさん遊びに来て下さり、中には電車、高速バス、新幹線を使って遠方より何時間もかけてお越し下さる方も…。
またフラフラ散歩ついでにギャラリーに入り、作品を気に入ってポストカードをご購入下さった方もいらっしゃいました。
展示会は来て、見て頂けて初めて成立しますので。本当に感謝、感謝であります。
お互いほぼ初めてのような展示会ではありましたが、準備も含め本当に楽しい経験をさせて頂きました。
仕事の8割はepine.さんにぶん投げましたけどね。
またこういった展示会をやりたいなーと思いました。
では、そんな感じで!
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