【アトリエ】「創作活動に集中する」に特化したアトリエの作り方




アトリエ記事、2つ目です。

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今回はアトリエを構成するにあたり、一番最初のベースとなる考え方についてご紹介いたします。

創作活動の環境を作ろうと思ったきっかけ

これまで私は作業環境というものについて深く考えてきませんでした。というのも切り絵は机とイス、切り絵に必要な道具が一式揃っていればどこでも作業ができる手軽さがあるからです。

しかし、メンタリストDaiGoさんの『自分を操る超集中力』という本を読んで、真剣に環境づくりと向き合うことにしました

その部屋で何を成し遂げたいか?

まず最初に考えたのは、私自身が部屋・環境をどのように利用したいか? という目的。

一口に部屋といっても、

  • 自分の趣味に没頭できる部屋
  • 仕事の合間にリラックスできる部屋
  • 家族とのコミュニケーションを円滑にする部屋
  • トレーニングで自分を強化する部屋

など様々な利用法があります。『自分を操る超集中力』では部屋を目的に合わせて最適化することが、集中力を得るために必要であると書かれていました。

例えば、勉強部屋でテレビや漫画などのリラックス道具が目に入ると、それだけで集中力が低下します。また家族のコミュニケーションの場であるリビングに、個人の娯楽道具が散乱していると、コミュニケーション阻害の要因となります。

このように、その部屋で何をしたいのか? という目的が曖昧なままレイアウトを決めてしまうと、本来の目的を見失ってしまいます。よって、まずは「その部屋で、自分は何を成し遂げたいのか?」という目的を明確化した上、環境を整備することが大切です。

本当はベッドルーム、リビングなど、使用目的に合わせて部屋のレイアウトを決められればベスト。ただ私のアトリエは1Rしかないので、思い切って使用用途を一つに絞りました。それが「創作活動に集中するための部屋」です。

集中力を高める部屋作り

場所が集中力に与える影響は、あなたの想像以上に大きなものなのです。

というわけで、集中力を促す「場所」にするために、見直したいのは机周りや作業スペースでのスマホやケータイの扱い、そしてモノを片付けることです。

メンタリストDaiGo『自分を操る超集中力』

上記にもあるように、作業に集中するためには作業に必要なモノ以外を徹底的に排除することが必要

脳科学的には、作業に必要なモノ以外があると脳の扁桃体部分が勝手に反応し、集中力が削がれます。

というわけで、私のアトリエには作業に必要がないので、テレビがありません。見始めると止まらなくなりますし、番組予約すると「暇な時に見なければ…」という強迫観念に囚われるからです。

テレビが無い分、視聴時間を切り絵の作業時間に当てたり、ブログの執筆 (広報活動) に費やしています。今の所、何不自由ありません。

部屋に置かれた2つの机

atelier [リンク]>>>【アトリエ】2週間悩んだ末、床にウッドカーペットを敷きました

こちらの記事で少しだけ触れましたが、私のアトリエには2つの机があります。

1つは切り絵作業用、もう1つはパソコンを使った作業用です。それぞれ専用にしています。

集中力を高めるアトリエ作りのため、集中力を阻害するもの、例えばスマートフォンなどの通信機器は、可能な限り作業中に視界に入らないようにしています

パソコンも通信機器ですので、「ちょっとだけネットサーフィンしよう」などの誘惑に打ち勝つために作業中は視界に入らなぬよう、机を分離しています

切り絵作業用机

atelier_desk

これが切り絵作業中の私の視野範囲です。

作業中は目に入らない位置にパソコンを設置しており、左横の引き出しからはすぐに切り絵道具を出せるようにしています。

窓に向かい合わせているため、天気の良い日は気持ちよく作業できます。

パソコン作業用机

atelier_desk

こちらがパソコン作業時の視野範囲。

この角度だと今度は切り絵の作業台が視野から外れます。しかし棚は共有できる配置にしているので、文具を引き出すのは簡単。

パソコンの前でノートを取ることもあるので、そのためのスペースも確保しています。メモするときに手元が暗くならないよう、無印良品のLEDライトを設置。

[リンク]>>>無印良品 | LEDモバイルライト 型番:BOK‐02

パソコンの左横に見えるのはプリンターです。

パソコンデスクはいろいろと悩みましたが、無印良品のオーク材のものを購入。下のデスク脚と天板を組み合わせて使っています。

高い買い物でしたが、デザイン、サイズともに満足しています。

[リンク]>>>デスク脚・スチール・幅150cm用/ライトグレー(システムタイプ) 組合せ時:幅150×奥行60×高さ72

[リンク]>>>デスク天板・オーク材・幅150cm(システムタイプ) 幅150×奥行60×厚み2cm

まとめ

  • 「何をするための部屋なのか」という目的を明確化
    → 「創作活動に集中する」に特化したアトリエを作る
  • 集中力の阻害要因を排除
    → 切り絵作業、パソコン用でデスクを目的に応じて使い分け

部屋作りの参考になる点がありましたら幸いです。

今回ご紹介した『自分を操る超集中力』は、部屋作り以外にも集中力を高めるテクニックが満載で参考になる点が非常に多かったです。

では、そんな感じで!



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