ブログ読者の皆様、お久しぶりです。
長らく更新をさぼっており、申し訳ありませんでした。展示会の準備に追われてなかなか更新できずにいました。
展示会が終わったら書きたい記事 (展示会のノウハウとかとか) がたくさんありますが、少し生活が落ち着くまでは更新頻度落ちると思います…申し訳ありません。
さて、本日は今週末【9月16日-18日】から東京、原宿デザインフェスタギャラリーで開催される黒沼弥生の切り絵展「MONO」の告知と、美術に造詣が深くない方でも楽しんで頂けるように用意した「企画」に関するご連絡です。
「アートって高尚そう。よくわかんない」
という方にも楽しんで頂ける展示で、かつ切り絵や創作活動などをご自身でされている方には
「弥生はどのように作品を作っているのか?」
といった制作者の意図がはっきりと示されている展示にする予定です。
つまりどなたでも楽しめる展示をつくりたい! と考えています。
今回は「MONO」でぜひ見てほしいところ、比較してほしいところなどを記事にまとめました。この記事をご覧になった上で、当日お会いできること心よりお待ち申し上げております。
[目次]【MONO】 詳細
既にブログ、Twitter、Facebookなどを通じてたくさん告知をしておりますが、念のため開催時間、場所等をあらためて掲載させて頂いております。
会場となるデザイン・フェスタ・ギャラリー原宿様のウェブサイトはこちら。
- 会期: 2017年9月16日 (土) -18日 (月)
- 時間: 11:00-20:00 (初日12:00から 最終日17:00まで)
- 場所: デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿 1-G 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-18
- 最寄駅: 千代田線・副都心線「明治神宮前」or 山手線「原宿」
投影される影、線の繊細さ、モノクロの中の鮮やかさ。写真だけでは伝わりきらない切り絵の魅力を存分にお伝えできる展示会を目指します。
過去作から新作まで、モノクロ切り絵のみで構成された展示会です。
世界は一色で、驚くほど鮮やかだから。
切り絵、持ってみませんか?
今回の展示会で一番の目玉は、私の過去作品「Big Ben」を来場者の方に持ってもらい、切り絵を体験できるブースを設置する点です。
切り絵の展示会で来場者の方が切り絵を持つ機会ってほとんど無いと思います。切り絵はレースのような繊細な作りで、「出来上がった作品を手で持ってみる」という点に面白みが生まれることもあります。
自分の作家活動を通じ、より多くの方に「創作活動 (切り絵) って楽しいんだよ!」という興味、感動を広めること。これは自分の活動のミッション (到達目標) の一つです。
もっと多くの人に切り絵を体験し、楽しんでもらいたい。
そういった思いから今回の企画を立案しました。
今回は特別に、手に持った切り絵を綺麗に写真に収められる撮影ブースを設置致します。InstagramやTwitterへの投稿も大歓迎。
作品数は7点と比較的小さな展示会ではありますが、一つでも思い出を残して帰って頂けるよう尽力したいと考えております。
((自称) 繊細な切り絵を持てる人生最後の機会になるかもしれませんよー)
撮影ブースは手作り!
※壊れやすい作品のため、小学生以上の方に限らせて頂きます。
※展示会場の混雑状況によっては、当日企画内容を変更する可能性がございます。
あらかじめご了承下さいますよう、よろしくお願い致します。
切り絵の元絵となった写真の公開
私の切り絵はイギリスで撮影してきた写真を下絵に制作しています。今回は初めて元絵となった写真を公開します。
切り絵と写真を見て「どこを切り抜いて、どこを残しているのか?」という比較が行えます。写真を見ながら「制作者の眼には、建物 (の写真) がどのように映っているのか」を想像しながら比較するのも面白いかもしれません。
詳しい解説つき!
元絵となる写真はデタラメに選んでいるわけではなく、「より美しく、より迫力がでるように」といった構図になるよう選んでいます。
「写真を撮るとき、どのような構図になるよう撮影したか?」
「建物の歴史や特徴は?」
写真や建築の歴史に詳しくない方でも楽しめるよう、全ての作品に詳しい解説を作りました。また、これらの解説をヒントに今後写真を撮る際に少し意識してみたり、これからの創作活動がより楽しくなるヒントになれば大変うれしく思います。
「MONO」の楽しみ方 まとめ
展示会の楽しみ方を主催者側で提示するのはちょっと反則チックかもしれませんが、より多くの人に楽しんで頂けるような工夫をしてみました! という主催者の意図を汲んで頂ければ幸いです。
もちろん、各々好きなように楽しんでくれたら最高です。
まとめ
- 切り絵を実際に持てるブースを設置
- 元絵 (写真) と切り絵作品の比較が行える
- 制作者の意図 (構図など) と各建造物の簡単な解説
普段から創作活動、アートが大好き! という方以外にも楽しんで頂けるような企画を取り入れてみました。初の試みも多数なので、うまくいくものばかりではないかもしれません。でも、これからも新しいことへの挑戦は続けていきたいです。
少々台風の進路が心配ではありますが、3日間ありますので、当日は皆さまにお会いできることを心よりお待ち申し上げております。
では、そんな感じで!
コメントを残す