引き寄せの法則のウソ・ホント
「夢は、強く願えば叶う」
引き寄せの法則として有名な説ですが、現代ではこの説は一部が正しく、一部は誤りであるとされています。
正しくは次のようになります。
夢を叶えるには、計画を練り、実行する必要があります
…夢がないですね。とても普通のお話になってしまいました。
引き寄せの法則の問題と解決策
脳は夢と現実を区別できない
夢を持って生きていくことはとても素晴らしいことですが、実は「夢を強く思い描く」ことには、危険が伴うとされています。
ニューヨーク大学心理学教授のガブリエル・エッティンゲン氏によると、「夢を描くこと」の一番の弊害は「脳は夢と現実を区別できない」ということです。
これは頭の中で夢を描くと、脳は勝手に、すでに望みのものを手に入れたと勘違いし、リラックスし始めてしまうそうです。
そのため、せっかく描いた夢を達成するための努力や情熱を失ってしまうのです。
解決策
この問題の本質は「夢を見る人は、実行に移せない」ことにあります。
よって「夢を見て、かつ実行に移せる」ようにすれば、達成の可能性がぐんと高くなります。
この問題の解決には、ニューヨーク大学、ハンブルグ大学の心理学教授、ガブリエル・エッティンゲンの提唱する『WOOP』と呼ばれる方法が有効とされており、
- W: 夢 (Wish)
- O: 結果 (Outcome)
- O: 障害 (Obstacle)
- P: 計画 (Plan)
に沿って、夢から計画までを作り込むことが重要です。
- あなたの夢は、なんですか?
- 夢を叶えたら、どんな結果になりますか?
- 夢を叶えるまで、どんな課題がありますか?
- 課題解決のため、どんな計画が必要ですか?
黒沼弥生の夢と計画
夢の実現に向けたフレームワーク
短期的な目標では、「デザインフェスタで、人が楽しめるブースを作る」ことが挙げられます。2018年、最大の課題です。
[関連記事]>>>【プロのアーティストになりたい】プロとは何か? を考える- 夢: プロのアーティストになりたい (人が楽しい > 自分が楽しい…を作る)
- 結果: デザインフェスタで、人が楽しめるブースを作りたい
- 障害: 人が「楽しい」ことがわからない
- 計画: 人が「楽しい」と思えるものを勉強し、最適な方法を選抜する
ざっくりではありますが、これが大まかなフレームとなります。
「お客さんが楽しんでくれる!」という夢を見るのは自由ですが、そのためには
- 何をするのか (What)
- 何のために? (Why)
- どのように? (How)
- 誰に向けて作るの? (Who)
といった具体的な方法を模索していくしかありません。
とにかく、メモ!
どんなに優秀な人でも、1本のペンに勝てないと言われます。
人は忘れるようにできている動物なので、そのときのアイディア、思い、夢、計画など、どんなささいなことでもノートに記すようにしています。
アイディアや気づきは生鮮品。あとでメモしようと思うと大抵忘れるので、その場でとにかくメモすることが大切です。
こちらの記事に僕のノートの使い方を記しました。ご参考までに。
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それを叶えるためには、どんな道筋が必要ですか?
一緒に考えていきましょう。
[参考書籍]
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