今回は初めて個展を開催した際のお話です。
個展というとすごくハードルが高そうなイメージがあるかもしれませんが、実は気軽にできるということを少しでも知って頂ければと思います。
突然、個展開催を決める
初めての個展は学生の時に開催しました。今では年1回のペースで個展をやっていますが、やはり初めてのときは何をどうやったらいいか、さっぱりわからず苦労しました。
個展開催のきっかけは、学生時代も残りわずかというときに「学生時代にやり残しはないだろうか?」と考え、小規模でも一回ぐらい個展をやってみたいと思ったからです。あとはTwitterで知り合った作家さんの展示を見に行き、「自分にもできるかも?」と思ったからですね。
初個展開催までの手順
ギャラリーを確保し、会期を決定する
これは、まずは最優先で行うべきです。
今回僕は、会期2ヶ月前に個展を開催することにしました。通常ではあり得ないぐらい直前の決断です。と言うのも、人気のギャラリーは年単位で予約が埋まっている可能性があり、広告の準備などを含めると、通常は遅くとも1年〜半年ぐらいの準備期間を設けます。
僕の場合は美術部関係の人、仲の良い友人に見てもらえれば十分だったので、準備期間2ヶ月でも間に合いました。
会場の探し方は、インターネットで「○○ (地域名) ギャラリースペース」などで検索した記憶があります。会場候補に片っ端から電話して (といっても5件ほどですが)、「自分の希望の期間に空きはあるか? 予算の範囲内で貸し出してもらえるか?」を確認しました。幸い、希望の日に近場の喫茶店が店内の壁を無償で貸して下さるとのことで、こちらに決定しました。
- 搬入時期 (自分の予定と照らし合せて、行けるかどうか)
- 搬入方法 (自分で持っていけない場合、郵送を受け付けてくれるか)
- 展示道具の有無 (ワイヤー、フック、取り付け工具とか)
- 予算
ぐらいは簡単に確認した方が良いかと思います。
下見を行い、どこにどんな作品を置くかざっくり決める
本来は場所の下見をしてから会場を決定するかと思いますが、今回は順番が逆になってしまい、とりあえず会期だけ抑えた上で下見に行きました。
店内をざっと見渡し、店長さんにお願いして写真も撮らせて頂きました。
少し広めの店内で、会期中は壁の絵などを全部取りはずして頂けるとのこと。
自分の作品数とギャラリーの広さで相談し、展示状況をイメージします。壁がスカスカだと寂しいからね!
で、特に問題なさそうなので、こちらの会場に正式決定しました。
喫茶店のマスターがすごく良い人で、初めての展示会だと言ったら、いろいろとアドバイスを下さいました! (本当に助かりました)
さて、展示会のアドバイスとか告知に関しては次回の記事で。
つづく!
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