切り絵の紹介PVを作成したお話と、各作品のコンセプトについて




動画3部作を投稿しました

自分の紹介動画を作ろうと思った理由

先日、僕の活動の紹介動画の3本目をアップし、これで動画シリーズはひと段落しました。

「これまでの活動を動画で紹介しよう」と思ったきっかけは、下の記事でも少し触れましたが、視覚だけに頼らず、人の5感に働きかけるものを作りたいと考えたからです。

impression

【感動の作り方】モノ消費でなく、コト消費を作る2つのポイント

2018年7月4日

音楽の力はすごいです。

映像だけでは伝えられない魅力も、音楽と一緒なら人の心に響くものができる…いかに音楽の力が絶大かを思い知りました。

作品コンセプト

ハジマリ

映像作品の第一作目です。選曲は綺麗めで、どこか神秘的な雰囲気の音楽をチョイスしました。

[フリー音楽]>>>Peritune | Flap

制作コンセプトは「黒沼弥生の活動の概要」。僕の活動を広く浅く、1分30秒で紹介するというものです。

僕の活動を振り返ると、作ってきたものは建築切り絵です。

では、建築切り絵はどのように作られているか?

細分化していくと、2つの要素からできていることに気づきました。一つは紙を切る器用さ、技術というキーワードです。

しかし僕の切り絵は技術だけでは作れません。技術と同じくらい、「どこを切って、どこを残すか」を見極める観察が大切です。

今は【観察×技術】という2軸を中心に、活動を展開しています。

黒沼弥生のロゴ、【双頭のカラス】には一つの体に二つの能力、「観察×技術」という思いが込められています。

logo
logo

黒沼弥生のロゴ「双頭のワタリガラス」に込められた3つの意味とは?

2018年7月3日

カミキリ

映像作品二作目は、【観察×技術】の中でも技術に焦点を当てた作品にしました。

音楽はポップでかっこいい曲を選んでいます。

[フリー音楽]>>> Peritune | Prairie3

紙を切るとき、どのように技術が活きているか? を紹介する動画にしました。

デザインナイフだけでできる技法も紹介しています。

レーザーカッターは紙が焼き切れてしまうため、0.5 mm以下を切ることができません。

レーザーカッターでは切れない0.4 mmを切れる点を強調したり (差別化)、繊細な作品を作れる点が強みであることをアピールしています。

カラスノメ

三作目は、【観察×技術】の観察に焦点を当てた作品です

ゴシック建築らしく、ゴシックホラー (ゴシック建築を舞台とするホラー映画。ドラキュラなど) をイメージした選曲です。

[フリー音楽]>>> Peritune | Suspense#2

観察力の説明はとても難しく、どのように紹介すればいいかとても悩んだ作品で、もっと良い伝え方ができないを今も考えています。

動画の中では、僕の作品の特徴として「ヒトにもコンピューターに見えない世界」と表現しました。

これは写真と切り絵、2値化と切り絵の比較をしたかったからです。

写真と切り絵

movie

並べてみるとわかりますが、白黒写真と切り絵では、見たときの印象が違います

でも左はビッグベンで、右も確かにビッグベンです。

印象が変わる一番の理由は、切り絵は線と影だけで表現された特殊な世界だからと思います。

白黒写真ではグレーになる点を、切り絵では白か黒にはっきり区別することになります。

2値化と切り絵

movie

白黒写真をコンピューターで白と黒だけの2値化した絵は、僕の切り絵とは全く雰囲気が異なります。

コンピューター上で写真を2値化するには、50%グレーを境目に、白と黒どちらかに極端に振り分ける必要があります

一方僕の切り絵は、50%グレーの境目に縛られず、白と黒を自由に操って作られています

切り絵を作っている観察力は、ヒトにもコンピューターにも識別できない鴉の眼をもって作られています

動画を作ってみて

とても楽しく、自分の活動を深掘りするいい機会となりました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



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