普段使いの革靴は2足。同じ靴を履き続けるよりも、休ませながら交互に履く方が長持ちするそうなので、2足ローテーションで使用しています。
で、奥の黒い靴は買ってから8年、手前の茶色い靴は1年使用しています。我ながら、けっこう物持ちの良い方だと思います。奥の黒い革靴はこのまま10年ぐらい使えそうな勢い。
靴は毎日履くものですし、出来るビジネスマンは足元を綺麗にしているなんてよく言われます。出来るかどうかはさておき、足元は綺麗にしておきたいですし、私自身が良いものを大切に長く使いたい派なので、日々のお手入れは欠かせません。
といっても、毎日の手入れって面倒ですよね。毎日行うルーティーンこそ簡素化、簡単な仕組みにすべきです。
そこで、普段は5秒、週末に10分で靴が10年 (ぐらい) 持つ使い方をご紹介いたします。
(※ 使用頻度により耐年数には個人差があります)
毎日5秒のお手入れ
靴べらの使用は必須
靴は構造上、かかと部分を大切にしなさいとよく言われます。踏みつけて履いていては、すぐダメになってしまいます。
というわけで、靴を履くとき、靴べらの使用は必須。私は自宅、職場、どちらにも自前の靴べらを常備しております。
この靴べらはニトリ社製のものです。値段も200円と安く、デザインがシンプルで気に入っています。
[リンク]>>>ニトリ | 靴べら(ベーク L/IV)靴べらの使用で2秒ぐらい。
使用後は除菌・消臭スプレーを使用
こちらも毎日欠かせないお手入れの一つ。というのも使用後の靴は湿度が高く、皮脂などの汚れが栄養となり、カビ・雑菌の繁殖が避けられません。
そこで
- スプレーによる除菌、消臭
- 可能な限り乾燥しやすいように保存する
この2つがカビの繁殖を抑えるために必要となります。今までこのお手入れを続けていて、革靴がカビにやられたことはありません。
毎回使用後に2〜3秒ほど消臭スプレーを使用してあげましょう。
今使用している除菌・消臭スプレー。容量が多く、長持ちします。
値段的には小林製薬社製のものより高くなりますが、におい的にはこちらの方が好きです。これもよく使用しています。
週末10分のお手入れ
こちらは毎週末欠かさずに行っている方法です。
「毎週、欠かさずのお手入れとか面倒では?」
確かに10分の手間を面倒かどうかは個人差があると思います。しかし逆に言えば10分の手間を惜しまなければ、靴は何年もピカピカの状態を保つことができます。
さらに週末に靴磨きをすることで、週明けをピカピカの靴で爽やかに迎えることができます。そう考えると、なんだかワクワクしませんか?
愛用のものを丁寧に使うって、なんだか気持ちが良いものです。
1週間使うと、表面のコーティングが落ちて光沢を失ってきます。
布でゴミ、ほこりを払う
最初にいらない布、ハンカチなどで靴の表面、溝に溜まったホコリを軽くはたき落とします。
本当に軽くで十分です。私の場合はだいたい10秒ぐらいでパパッと済ませています。
靴用クリームを塗る
先にも述べましたが、日々のお手入れは簡単にできるかどうががとても重要。丁寧にやろうとしすぎると、面倒になって結局やらなくなってしまいますからね。
先端がスポンジタイプのクリームなら、他の道具を一切使わずにクリームで靴をコーティングしてあげることができます。
靴の表面を満遍なくコーティングしてやります。
黒以外の色つきの靴は注意が必要。最初、茶色のクリームでお手入れしていたのですが、時間が経つにつれてコーティングがはがれ、逆にボロボロに見えるように。
今は色つきの革靴は無色透明タイプのクリームを使用しています。
紐などいちいち外していると面倒なので、紐の部分を避けてお手入れしています。これで十分綺麗になります。
こちらの革靴は全体がコーヒー色、先端のみ黒のデザインなので、透明クリームが乾いた後、上から黒いクリームで二重に塗っています。
磨く
最後にクリームが乾燥したら、もう一度磨いてあげることでツヤがでます。
雨の日などには、お出かけ前に軽く防水スプレーでコーティングすれば完璧。
見事、ピカピカの光沢を取り戻しました!
「靴をみれば、その人の性格がわかる」など恐ろしい言葉もあるように、普段から靴のお手入れをしているか否かは、気にかけている人から見たら一発でわかります。
日々を少しでも楽しくするため、持ち物にはこだわりたいですし、こだわった物は大切に使っていきたい。
今週末は長らく放置している靴のお手入れをしてみてはいかがでしょうか?
では、そんな感じで!
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