卒業旅行シーズン、社会に出る前に自由に時間が使えるチャンスですね。
1週間があれば、北海道をぐるっと一周できます。今回は北海道一周旅行したお話。
※ 札幌、函館、旭川、富良野は行ったことがあるので今回は省略しました。
目次
北海道フリーパスの購入
車を使わずに北海道を回ろうとすると移動手段が電車に限られますが、電車移動でも十分回ることができます。
北海道フリーパスというチケットがあります。こちらはGW、お盆や年末年始などの繁忙期には使えませんが、26230円でJR線が全て乗り放題になります。
こちらのチケットは、さらに指定席を6回まで使用できるので混み合う路線 (札幌⇄函館間など) では指定席を使うなどの活用できます。
函館スタート
函館、札幌はどちらも本州からの空港があるので、スタート地点に選びやすいです。
僕は函館スタート、札幌ゴールで計画を立てました。函館、札幌は観光したことがあるので今回は計画の中に入れませんでしたが、時間位余裕があれば、函館、札幌を観光してから電車旅行を始めるのが良いと思います。
帯広 着 (1日目)
函館 → 南千歳 → 帯広 (移動: 5時間30分)
昼の14時頃に出発して、20時過ぎに着きました。
移動中にご当地弁当を頂きます。駅弁を選んだり、車内で景色を見ながら食べたり…旅行の楽しみの一つです。
移動に時間がかかったので、この日は移動だけで終了。宿泊は帯広駅前のホテルで。
十勝 観光 (2日目)
十勝が丘展望台
帯広駅前からバスで30分移動し、十勝が丘展望台へ。バス停から展望台までは20分程度歩きます。
【十勝が丘展望台】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet
結構歩きますが、自然の中を散歩するのは気持ちが良いですし、展望台からの眺めも綺麗です。
帯広といえば酪農の町。特に豚丼が有名で、帯広駅付近でも有名店がたくさんあります。
帯広 発 釧路 着 (2日目)
帯広 → 釧路 → 釧路湿原 (移動: 3時間)
釧路 ⇄ 釧路湿原の電車の本数が極端に少ない (1日2〜3本) ので、時刻表をよく確認して計画を立てました。
釧路湿原は4月〜10月限定で、湿原内を走るノロッコ号が運行しています。
釧路湿原をまわるなら春、夏がオススメです。
細岡展望台
この時期は特に見るものがないので、釧路湿原駅から歩いて細岡展望台へ行きました。
広大な釧路湿原を一望できます。
釧路の方に「何を食べたら良いですか?」と尋ねたところ、スパカツをオススメされました。ご当地グルメだそうです。
ミートソーススパゲッティの上にトンカツが乗っています。かなりボリューミーで、満足!
釧路スパカツの名店3選!味と量に満足、地元に愛されるローカルフード♪
そのまま2日目は釧路に宿泊しました。
釧路 発 網走 着 (3日目)
釧路 → 網走 (移動: 3時間30分)
この日は良い天気。早速出発です。
網走駅に着きました。
ここからは、網走駅から出ている定期観光バスを使って移動します。
流氷観光船 おーろら
網走にきたら見てみたい! と思っていたのが流氷。3月はギリギリ流氷がきてるとのことで行きました。
この日は残念ながら流氷がきていなかったので、海上遊覧になりました。
のどか。
博物館 網走刑務所
網走といえば網走監獄! 定期観光バスで気軽に行ける距離にあります。
夕方だったのであまり人もおらず、ゆっくりと見学することができました。
見る場所も豊富で、かなり楽しむことができました。オススメです!
この日は網走駅近くのホテルに宿泊。
網走 発 稚内 着 (4日目)
網走 → 旭川 → 稚内 (移動: 9時間30分)
日本の最北端、稚内へ向かいます。この日は移動で一日かかることを覚悟していたので、のんびり行きます。
旭川駅着。乗り換えまで時間があるので、旭川駅付近で腹ごしらえをします。
お昼は温かいラーメンを食べたくなり、駅前でいただきました。
旭川駅からさらに4時間移動。朝出発したのに、すでに日が傾き始めています。一面の銀世界、綺麗。
ついに日本最北端「稚内駅」に着きました。この日は観光せず、夕飯を食べてホテルに向かいます。
北海道といえばラーメンのイメージが強いかもしれませんが、実はスープカレーも有名。
スープカリー プチGARAKU(稚内/スープカレー) – Retty
寒い日に食べるスープカレーは体に染み渡ります。おいしい。
個人的にスープカレーにおすすめの具材はトマト、ブロッコリー、ごぼう or レンコン。トロトロ、カリカリ、サクサクといろんな食感を一度に楽しめるところが好きです。
稚内 (5日目)
北海道最北端、稚内観光からのスタートです。
稚内駅からバスと徒歩で30分ほど移動し、ノシャップ岬へ向かいます。
この日は天気が良くて気持ちが良かったです。
有名なイルカと時計のモニュメント。 日没が綺麗に見れるため、日没を狙って見にいく方もいらっしゃいます。
この日はフェリーで礼文島へ渡る計画があったので、午前中に観にいきました。
ノシャップのバス停。どこからどうみても物置ですが、寒さをしのぐためには良いのかもしれません…。
稚内 発 礼文島 着 (5日目)
稚内 → 礼文島 (移動: 2時間)
稚内 ⇄ 礼文島はフェリーで移動できます。
ハートランドフェリー|利尻島・礼文島、奥尻島を結ぶフェリー航路
礼文島、利尻島、稚内はすべてフェリーで行き来できますが、今回は時間の関係で礼文島のみに絞りました。
今回宿泊したペンション。シーズンオフだったためか直前に予約がとれました。温泉までの送り迎えもしてくれます!
そして何より、ご飯が豪華。驚くほど低価格で美味しいご飯を頂けます! もちろん海鮮もありますよー。
礼文島 観光 (6日目)
礼文島は小さな島なので、車があれば1日で主要な観光名所を全て回れます。
夏であれば時間をかけてトレッキングコースを歩くのも楽しいと思いますが、今回は冬で寒かったので車で移動。
金田ノ岬
礼文島の端っこから、ぐるっとドライブしていきました。
スコトン岬
礼文島の一番北にある岬。青空が綺麗。
地蔵岩
お地蔵さんが拝んでいるように見える岩があります。
桃台猫台展望台
桃の形がした岩があります。展望台になっているので、眼下に海が広がります。
絶品のほっけのちゃんちゃん焼き – 炉ばたちどりの口コミ – トリップアドバイザー
「礼文島に来たら何を食べれば良いですか?」と聞いたところ、ほっけのちゃんちゃん焼きをオススメされたので食べにいきました。上に乗っている味噌、青ネギと脂ののったほっけの相性は最高!
ほっけを食べた後は、フェリーの時間までブラブラ散歩。
礼文島 → 稚内 (移動: 2時間)
フェリーで再び稚内に戻り、稚内で一泊しました。
稚内 発 札幌 着 (7日目)
北海道旅行の最後に最北端の地、宗谷岬を訪れました。
一回は訪れてみたかったので満足! でも吹雪でほとんど何も見えません!笑
稚内 → 札幌 (移動: 5時間)
最終日は、稚内から札幌まで電車で1本。ここまでの疲れも出て、最後の電車ではゆっくり休みました。
北海道は広いので移動だけでも時間がかかってしまいますが、1週間フルに使えばかなり贅沢に楽しめます。
自分のお気に入りの場所は重点的に見て回るなど、柔軟に計画を作り変えることもできます。1週間あれば、北海道オススメです!
では、そんな感じで!
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