切り絵を綺麗に撮影できる「撮影ボックス」の作り方




切り絵だけに限らず、このブログに掲載している写真は9割自分で撮影しています。

「写真を綺麗に撮りたい!」と思ったら、光をうまく使うことがコツだそうです (カメラマンさんより)。自宅で撮影する際には光の加減が難しいですが、撮影ボックスを使用すると普通に光源の下で撮影するよりも綺麗に撮影できます

今回は予算2000円以内、作業時間1時間程度で作れる簡易撮影ボックスの作り方をご紹介いたします。

参考サイト様

今回撮影ボックスを作る上で次のサイトを参考にさせて頂きました。

[参考サイト]>>>1,000円で作る本格撮影ボックス

[参考サイト]>>>撮影ボックスを自作してみたら想像以上にハイクオリティで楽しかった

今回は使用しませんでしたが、100円ショップの道具を使って撮影ボックスを作る方法もあります。

[参考サイト]>>>撮影ボックスを100均の材料を使って自作してみた

上記サイトを参考にしつつ、自分の使用するのに適したサイズで作っていきます。

目的はA4サイズの切り絵を手に持って撮影できること。A4以上の切り絵を手に持って撮影する機会はあまりないので、このサイズで十分でした。

設計図と材料

プラスチックダンボール (プラダン) カットサイズ

photo-box

今回使用する資材は「プラダン (ナチュラル) 4 mm厚」

色は各色ありますが、光を通す素材ということで、必ずナチュラル (半透明) を使用してください。私は近くのホームセンターで入手しました。74 cm×60 cm以上のサイズであれば1枚で作ることができます。

材料

photo-box

実際に使用した材料はこちら。

  • プラスチックダンボール (ナチュラル) 91 cm × 91 cm (このサイズしか売ってませんでした)
  • ビニールテープ (透明)
  • カッター
  • 模造紙 (100円ショップで調達)
  • クリップ (後述 100円ショップで調達)
  • マジックペン (軽く印をつけるため。消せないので注意)
  • 定規・カッターマット
  • 養生テープ (ボックスが動いてしまう場合は固定してください)

制作手順

材料のカッティング

photo-box

マジックペンで切る部分にチェックを入れていきます。プラダンにマジックで印をつけると、消せなくなります。必要最低限の印に控えましょう。

photo-box

マジックの印に従ってカッティングしていきます。溝に対して直角に切るときは力が必要です

一度で切ろうとせず、最初に軽く溝を作り、作った溝を深めていくよう数回に分けて切ることがコツ

photo-box

資材が切り終わりました。

組み立て

photo-box

切り終わった資材をビニールテープで固定していきます。ビニールテープの部分は、あとから設置する模造紙に隠れる部分に貼り付けると、綺麗に見えます

模造紙の設置

100円ショップで購入した模造紙を横幅42 cmになるように切り、撮影ボックスにクリップで固定します。

photo-box

横から見たときに、カーブを描くように取り付けます。上部をクリップで固定し、余った部分を台座の底に折りたたんでしまい込み、完成。

photo-box

クリップはSeria社製の少しおしゃれなものを選んでみました。クリップの力が強すぎると、使用しているうちにプラダンが潰れてしまいます。あまりクリップ力の強くないものを使用することがオススメ。

切り絵を撮影ボックスで撮影してみる

photo-box

出来上がった撮影ボックスがこちら。上から電灯などのライトが当たる位置に設置すると、綺麗に写真を撮ることができます

photo-box

利き手にカメラ、反対の手に切り絵を持つと一人で撮影が可能。

photo-box

切り絵の模様が綺麗に浮き出ました!

材料費2000円以内 (ほとんどプラダン代) で作った撮影ボックスですが、切り絵の撮影には十分機能します。

少し工作をしたことのある人であれば、1時間程度で簡単に作ることができるでしょう。

綺麗な写真を撮りたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!

 

では、そんな感じで!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。