二人で切り絵を完成させよう! 合作切り絵の作り方




昨年開催した大阪でのepine.さんという切り絵作家さんと弥生の二人による展示会。せっかくの機会ということで、二人で一つの作品を作る合作切り絵に挑戦しました。

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今回は合作切り絵の作り方についてご紹介いたします。お互いの居住が遠方でも、次のような方法で合作を作ることができます!

合作切り絵の制作手順

epine.さんはご自分で下絵を作られてから切り絵にされる方で、僕は写真から直接切り絵を作っています。

今回は

  1. 弥生が写真を選ぶ
  2. epine.さんが写真上に下書きをする
  3. epine.さんが切り絵を作る
  4. 弥生が残りの部分を切る
  5. 額装

の順に進めました。

写真を選ぶ

epine.さんの作風はよく知っていたので、建築の方は「アーリントン・ロウ」が一番合うかなとは思っていました。

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英国一、美しい町。バイブリーの「アーリントン・ロウ」。

一応、他の候補写真をいくつか提示し、その中からepine.さんのイメージに合致するものを選んで頂きました。

ちなみに、他の建築の候補はこちらでした (撮影: 弥生)。

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結局、epine.さんも「アーリントン・ロウ」がお気に召したようで、すんなり英国建築の候補は決まりました。

epine.さんパートの制作

写真をepine.さんの方で印刷してもらい、写真の上から下書きをして頂きました。

下書きを黒い紙に重ねてマスキングテープで固定し、切り絵を制作して下さいました。

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epine.さんが切り抜き終わった様子。

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裏から見ると、こうなっています。

縁を切り抜いてしまうと切り絵の強度低下するため、あえて全部は切り抜かず、弥生へと郵送。

弥生パートの制作

僕の手元に届いたあとは、残りの部分をカットしていきます。

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なかなか進まない様子。

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だんだん形になってきました。

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完成!

縁はepine.さんに送り返して、最後の仕上げをして頂きます。

 

郵送方法

今回は郵便局で購入できる「レターパックライト (360円)」で作品をやり取りしました。

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作品をトレーシングペーパーで保護

郵送中に作品がトレーシングペーパー内で動いてしまうと、細い線が折れてしまう危険性があるので、できるだけ隙間を空けぬようジャストサイズにカッティング (※ 画像はイメージです)。

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四隅をマスキングテープで封鎖

トレージングペーパー内で動いたときに壊れないような包装をしましょう。

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ボール紙で補強

さらにA4サイズのボール紙にトレーシングペーパーを固定し、レターパック内で動くのを防ぎます。ボール紙は2枚で挟み込みました。

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クリアファイルにいれる

最後にA4サイズのクリアファイルにボール紙を挟みます。レターパックライトはA4サイズなので、ぴったり収まります。

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ポストへ投函

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無事に届けよ。

いかがでしたでしょうか。

初めての合作だったのでうまくいくか心配な点もありましたが、無事完成してホッとしました。

また機会があれば、他の作家さんと合作してみたいですね。

では、そんな感じで!



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