僕は切り絵をするとき、よく定規を使用しています。
しかし、他の切り絵作家さんはあまり使われていないご様子です。建築切り絵では大活躍の「定規」をご紹介致します。
直線を引いたり、まっすぐ紙を切ったりするのに使っています。
定規は2種類を使い分け
1. メイン「三角スケール」
僕はメインの定規に「三角スケール」を使用しています。
三角スケールとは三角形をした製図用の定規です。あまり文房具屋などで見かける機会がないかもしれませんが、製図用コーナーに置いてあります。
写真のようにつまみやすい構造になっているため、作業中に動かすのが楽です。
また金属性のため、カッターを当てて切っても削れないという利点もあります。
プラスチック製のものは、刃が当たるとガリガリ削れてしまいます。
僕の建築切り絵をよく見ていただくと、直線がたくさん集まって構成されていることがわかるかと思います。
建築の美しさは建築家が計算し、構成した構造あると考えています。
切り絵で建築を表現するときは、建築家が積み上げた美しさを損ねてはいけない。
そのために定規を使って丁寧に仕上げていくことにしています。
2. サブ「30 cm定規」
切り絵の枠や長い線を切るときは一般的な30 cm 定規を使っています。
長い線を切るときに気をつけることは、切ってる途中に紙がずれてないこと。
幅も長さも短い三角スケールは小回りが利きますが、紙をしっかり抑えつけ、長い線を引くのにはこちらの定規が使いやすいです。
基本は上記2種の定規で十分です。
特に近くの文房具屋で購入した三角スケールはお気に入りなので、これからも活躍を期待しています。
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