【設計図・動画解説】2時間でできる! 作業用 傾斜台の作り方




作業用の傾斜台を作る

持ち運びに便利な、小さくて薄い傾斜台を作りました。

前に作ったA2サイズの傾斜台は、少し持ち運びが難しかったので、小さめのものを作りました。

【設計図つき】2時間でできる! 作業用 傾斜台の作り方

2017年7月12日

上の記事でも詳しい設計図を載せていますが、今回作る傾斜台は次の点が異なります。

  • サイズ
    → A2からA4にサイズダウン
  • 材料
    → 厚みのある白桐から、薄いシナ合板に変更

材料・道具

材料

  • 4〜5 mm厚 シナ合板 (サイズは後記) × 2枚
  • 4〜5 mm厚 ハーフサイズ シナ合板 (サイズは後記) × 1枚
  • ヒノキ 10 mm角 角材 × 5本
  • 蝶番 (極小) × 4個
  • ネジ 10 mm × 15本

木材はホームセンターで好みの大きさにカットしてもらいました。

道具

  • ドライバー
  • キリ
  • 木工ボンド
  • 紙やすり
  • 電動ドリル (※ あると便利)
  • 電動ドライバー (※ あると便利)

傾斜台の作り方

1. サイズ決定

今回の目的は、A4サイズのカッターマットが置ける傾斜台を作ることです。

A4のカッターマットのサイズに、横幅+2 cm、縦幅+1 cmしてます。下の1 cm幅にバーを取り付け、カッターマットが落ちないようにします。

A2サイズ (A4の4倍) で作ったときの設計図はこちらで公開しています。

[リンク]>>>【設計図つき】2時間でできる! 作業用 傾斜台の作り方

2. やすりがけ

購入した木材にやすりがけをし、ささくれを取り除き、丸くします。

3. バーの取り付け

天板 (上側) に1本、土台 (下側) に2本のヒノキ角材バーを取り付けます。バー1本につき、ネジを3ヶ所で固定しています。

ネジを打ち込むとき、ずれないように木工用ボンドで仮止めします。

バーを取り付け、少し乾かします。

ネジを打ち込む場所に、印をつけます。

電動ドリル、またはキリで穴を空けます。

最後にネジで固定します。

固定したら、バーとシナ合板のつなぎ目をやすりがけし、形を整えます。

4. ストッパーの取り付け

天板の裏にハーフサイズのシナ合板を取り付け、ストッパーとします。

5 mm厚だと薄く、蝶番の取り付けに少々手惑いました。ある程度の深さまでは手作業でネジを閉めます。

ネジが動かないところまで差し込めたら、電動ドライバーで最後まで押し込みます。

天板の裏面に取り付けます。

出来上がりはこのようになります。

5. 組み立て

天板と土台を、蝶番で組み合わせます。

ヒノキ角材の部分にネジを打ち込むと安定します。

7. 傾きの調整

最後に傾きの調整です。好みの傾きになる位置に、余ったヒノキ角材を取り付ける印をつけます。

木工ボンドでヒノキ角材を仮止めします。

裏面に、ネジを打ち込む場所をマークします。

電動ドリルで穴を開け、

ネジを固定します。

これで完成です。お疲れ様でした。

8. 完成図

これで小さい作品も作りやすくなりました!

まとめ

かかった費用ですが、

  • 木材: 2,400円
  • ネジ・蝶番: 300円

A4サイズだと、木材カットを含めて3000円ぐらいで作れると思います。

追記

ポストカードスタンドなども自作しています。

こちらもご参考ください。

【DIY】ポストカードスタンドを簡単手作り | 設計図つきで解説



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