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こちらの記事は過去記事の続きです。
[リンク]>>>切り絵の紹介PVを作成したお話と、各作品のコンセプトについて [リンク]>>>【動画制作】切り絵の紹介PVの作り方 -全体の流れ-今回は動画のストーリー解説をいたします。
ストーリー
僕にとって、切り絵は…
時間は2分20秒以内 (※ Twitterに投稿できる最長) と決めていたので、あまり長いストーリーは作れません。
僕にとって、切り絵って何だろう?
今回の動画は、「黒沼弥生の切り絵とは何か?」という根本的なテーマをベースとして作りました。
これまで7年間、約3000時間ほど切り絵をしてきました。
しかし「僕にとって、切り絵とは何なのか?」は、今まで考えたことのない疑問でした。
- 切り絵はアートなのか?
- 切り絵は趣味なのか?
- 切り絵は特技なのか?
- そもそも、なぜ切り絵を続けているのか? etc…
これまで漠然と続けてきた切り絵ですが、今回は初めて《自分にとって、切り絵とはなんなのか?》と真剣に向き合うこととなりました。
そしてたどり着いたのは、「僕にとって、切り絵はゲームだ」という答えです。
ゲームとは何か?
ゲームとは何か? それは、娯楽です。
「1枚の紙を切って、絵を描く。シンプルで強力なルールのゲーム」という考えは、自分にとってしっくりときました。
ゲームは娯楽。
そして切り絵はゲームで、切り絵を続けている理由は面白いからです。
「切って、描く」は、とてもシンプルで強力なルールです。でも、ルールが難しいほどゲームは面白くなります。
また表現はとても制限されますが、逆に言えば制限があるから、多彩な表現が生まれてくると言えます。
「切って、描く」という制限の中で、独自の表現を広げていく点も切り絵の面白みと言えます。
観察と技術とは?
僕の切り絵は【観察×技術】という2つの要素で構成されていますが、これはゲーム攻略のカギです。
どんなゲームも、ルールに従って技能や攻略法が編み出されます。僕の場合は
- 【観察力】世界を観察する眼
- 【技術力】線を思った通りに切る力
という2つの能力に焦点を当てました。
建築切り絵をするのにピッタリな能力です。
切り絵を作るための【観察×技術】という2つの能力を使って、『切り絵という、「紙を切って絵を描く」ゲームを攻略する』というのが大筋のストーリーです。
各紹介PVのコンセプトについては、下記記事をご覧ください。
動画を通じて、僕がやりたかったこと
まとめになります。
過去記事でも何度か言及していますが、切り絵の紹介動画を作った理由は
- 音楽の力を活用し、切り絵に興味を持ってもらいたかった
- 他の人がやっていないので、動画を作ってみたかった
という2つです。
でも本当に一番知ってもらいたかったことは、僕にとって『切り絵はゲームで、【観察×技術】という攻略法で表現に挑戦する』という大筋のストーリーです。
これをベースにデザフェスなどの世界観を作る予定です。ここを知ってもらえていたら、次回のデザフェスがより面白味が出るかな? と思っています。
追記
考えを深める参考書として使いました。オススメです。
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