【DIY】切り絵作業に使える傾斜台を自作 | 設計図つきで解説




【2017年10月29日 材木の種類を追記】

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週末に一日13時間作業とかやっていたら、体に支障をきたしました。

集中力を操る5つの要素をコントロールし、作業に没頭したお話 – モノクロの生活

低い机にのめり込むように首を近づけて作業していたので、首を軽く痛めました (そこまで重症ではありませんが)。原因はパソコンなどを長時間見ていたときになるようなストレートネックだと推察されます。

ストレートネックとは、原因、症状

さらに、このまま作業していると腰を痛めそうだなと感じております。

作家にとって体は何よりの資本ですし、もっと自分の体のメンテナンスに気を使おうと思っていたところ、下のようなツイートを発見。

なるほど、このような方法が有効なのか…ということで早速きちんとした傾斜台の作り方を調べて自作しました。

[目次]

1. 作図

今回参考にさせて頂いたサイトはこちらです。

fmstudio.jpn.org

正直、設計図等も載っているのでこちらのサイトを見ながらであれば誰でも作れると思います…が、自分なりに改良したいと思った点は以下2つ。

  • A2サイズのカッターマットが設置できる大きいサイズ
  • カッターマットが落ちないようにストッパーがついている

よって上記サイトの設計図を少しアレンジし、自分の欲しい形で図面を引き直しました。必要な木材はこちら。

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余談ですが、長方形を作りたいときは綺麗に見える比率を頭に入れておくと便利です。

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例えば一般的なA版 (A4サイズなど) やB版などは縦と横の比率が1:√2 (≒1.414) になっています。

名刺などに採用されている比率は黄金比と呼ばれており、縦と横の比率が1:1.618になっています。こちらの方がA版と比較すると少し横長になっています。

(参考: 用紙サイズ A判・B判のなるほど!黄金比 – Wikipedia)

縦か横、どちらか一方サイズが決まれば自動的にもう一方のサイズも決まるので、綺麗な長方形を作りたいときは以下の式に当てはめれば計算が可能です (小数点以下は四捨五入で大丈夫)。

▼縦のサイズが決まっている
  • A版, B版比率
    縦のサイズ×1.414=横のサイズ
  • 黄金比
    縦のサイズ×1.618=横のサイズ
▼横のサイズが決まっている
  • A版, B版比率
    縦のサイズ÷1.414=縦のサイズ
  • 黄金比
    縦のサイズ÷1.618=縦のサイズ

今回はカッターマットのサイズ (A2) に合わせてA版サイズを採用。ただ購入した木材の関係で縦が少し足りておらず、完全なA版比率にはなっていません。ご了承ください。

2. 材料の買い出し

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図面が完成したら、早速材料を買いにホームセンターまで買いに行きます。好みのサイズに加工してくれるところだと大変便利です。今回は東急ハンズへ行きました。

参考サイトでは材料はファルカタ材と書かれていましたが、ホームセンターの方に尋ねたところファルカタ材では縦45 cmまでの長さのものを取り扱っていないとのこと。

…なんと。

代替案としてファルカタ材のように軽く、柔らかく加工のしやすい白木桐集成材をご提案いただき、採用しました。図面を見せながら「何をどのような目的で作ろうとしているか」をお店の人に伝えると、最適な材料などを提案していただけると思います

ただし白木桐集成材は加工しやすい分耐久性が低いので、体重をかけるなどの無茶な使い方はできません。壊さないように気をつけて使おうと思います。

3. やすりがけ

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購入した木材にやすりがけを行い、ささくれなどを取り除いていきます。

私はせっかちなので、粗めのヤスリで各面10回程度ヤスって終わりにしました。

4. 木工ボンドで仮止め

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耐久性を考慮し、各パーツは釘ではなくネジで木材を固定するのですが、その際ずれないように木工ボンドで仮止めをします。養生テープなどでも代替できると思います。

木工ボンドが乾いて仮固定できるまで、蝶番などのパーツを組み合わせていきます。

5. 組み立て

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設計図はこの通りです。

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木材に線を引いていきます。

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柔らかく加工しやすい木材なので、電動ドリルがなくても手動で十分ネジまわしが可能です。

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最後にそれぞれのパーツを組み合わせて完成です。

6. 完成図

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最終的な完成図がこちらです。

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ちゃんとカッターマットも置けます! (上ちょっとはみ出てるけど)

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使わないときはコンパクトにしまって、机の横に立てかけます。

7. 総括

かかった費用ですが、

  • 木材: 6,241円
  • ネジ・蝶番: 350円

A2サイズだとおそらく6000-7000円前後、A3サイズだと4000-5000円程度で作れると思います。

【追記分】非常に使い勝手が良いです! 特に高さを調整できるように設計したのですが、上部の作業するとき、下部の作業をするときによって高さを変えられる点が便利です。作ってよかった!









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