自分をブランドにしたいとき、考えなければいけないこと




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先日の記事の続きです。

[リンク]>>> どこにでもいる普通のお兄さんが、一つの「ブランド」になる方法

ブランドとは、「物 (名前, 人) ⇔ 機能 ⇔ 連想」の相互関係とします。

そしてブランドが必要な理由は、物が売れるようになるためです。

またブランドは必ずしも「ポルシェ」「ルイ・ヴィトン」のような高級品でなくても、設計が可能です。

僕は昨年カギ交換とエアコン修理で、二人の業者のお兄さんにお世話になりました。

二人とも「またトラブルが起きたら、この方達に相談したい!」と思える方でした。これも立派なブランドです。

以上を踏まえ、では「自分をブランドとして売りたい」と考えたとき、どのようにブランドを作っていくべきか? について整理してみます。

ブランド設計の手順

考えるべき順番

これは僕が説明するよりも、『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』に詳しく書いてあるものが参考になるので、実際に読んでいただくのが一番良いと思います。

中でもブランド設計については、超簡略化すると

  • 【Who】誰に
  • 【What】何を
  • 【How】どのように売るか

の順で考えることになります。

僕はこの方法を使って、デザインフェスタ (国内最大級のアートイベント) でだいたい1000人近く立ち寄ってもらえるブースを作りました。

全体来場者数が6万人なので、無名アーティストとしては、そこそこの規模で立ち寄って頂けたかと思います。

[リンク]>>> 【デザフェス】無名アーティストが、700人集まるブースを作るまで

[リンク]>>> デザフェスでブース来場が1600名だったので、その原因の分析など

さて、実際に「自分をブランドにする」ために

  • 【誰に】
  • 【何を】
  • 【どのように】

を考えててみると、

  • 【誰に】仕事相手、お客さん
  • 【何を】自分の作品、技術、持っている情報
  • 【どのように】???
  • のようになります。

最後の【どのように】の部分は、例えば

  • 外見、イメージ
  • 値段
  • 広告
  • 人との相性
  • 性格

などが当てはまります。

カギ職人のお兄さんでは

この前紹介した二人のお兄さんを例にとると、カギ交換のお兄さんは

  • 【誰に】カギでトラブルにあった人
  • 【何を】トラブル解決の手段、自分の技術
  • 【どのように】
    技術力の高さ (選ばれる理由)
    人柄の良さ (選ばれる理由 その2)
    職人っぽい外見 (この人なら信頼できそう!)
    ウェブ広告 (ネット検索でひっかかったので)
    ブログで人間性をアピール (週末の孫の運動会が楽しみ…!)

のようになります。

こうして羅列してみると、職人っぽい外見や、週末の孫の運動会が楽しみなおじいちゃん要素は、正直カギ交換の技術とは全く関係ありません

それでも「なんとなく、この人にお願いしたくなる」要素になっているのがすごいところです

これは狙っているのか、狙っていないのかわかりませんが…狙ってやっているとしたら相当すごいブランド設計だと思います。

さてコーラやルイ・ヴィトンなど、モノを売りたい場合には、腕利きのマーケッターが全力でブランド作りをして、ある程度市場イメージを操作します

ところが個人をブランドにしようとすると、見かけや雰囲気など、先天的にコントロール不可能な要素も含めて設計が必要です

例えばパッと見、細くて色白な僕のような人物が「力仕事は任せてください!」といっても説得力は生まれません。

このように、どうしても自分の力ではコントロールできない部分が出てきます。

なので「自分が持っている技術」と、「自分が周りからどう見えるか」に一貫性が必要です

よって、自分をブランドにしたい場合、「自分は周りの人にどう見えているか?」を熟考し、ブランドを作ることが重要です。

ソクラテスも「汝自信を知れ」と残している通り、「自分について、よく知る」は、引き続き2020年の課題になりそうです…。



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