細かくない建築切り絵
普段は「細かい切り絵」を得意としている僕ですが、『グロスター大聖堂の回廊』は、あえて大きく、線を太く切る切り絵として作りました。
こうして手の大きさと比較すると、他の作品と比較して線が太く、大きい作品だとわかっていただけると思います。
サイズはA2で、A4サイズの4倍です。
作品を持ち上げてみました。
線が太いので、他の作品と比べると安定感があります。
グロスター大聖堂とは
グロスターの場所
ロンドンから東に向かって車で3時間ほど移動した地区、グロスターシャーの州都になります。
グロスターを回ったときの旅行記も書いているので、詳しくはそちらをご覧ください。
グロスター大聖堂の中
グロスター大聖堂は、「グロスター」にある大聖堂です。グロスター地方では一番有名な観光名所です。
代表的なゴシック建築の構造をしていて、僕がいちばん好きなイギリスのゴシック建造物です。
このグロスター大聖堂の中は無料で見ることができます (※ 5ポンド程度の寄付を募っています)。早速5ポンド払って、中に入ってみましょう。
大聖堂の中は自由に見て回ることができます。アーチ状の柱が特徴的なゴシック建築でとても美しく、一度は見ておきたい場所です。
天井まで約3メートルあり、緻密な模様が続く空間に圧倒されます。
回廊に立っていると、石を削られて作られた空間に、少し冷たい空気が流ます。
さて、ところでこの回廊「どこかで見たことある気がする…?」という方もいるかもしれまんせん。
この回廊、実は大人気映画『ハリー・ポッター』シリーズで、ホグワーツ城の廊下として撮影に使われた場所なのです。
特に第2作目『ハリーポッターと秘密の部屋』では、「秘密の部屋は開かれた」という血文字が書かれた廊下として登場します。ハリーポッター好きの間では超有名な場所です。
まるでホグワーツの中を探検しているような体験ができます。
繊細さよりも迫力とインパクト
この作品を作ったのは2014年。普段は細かい作品をメインに作っていたので、息抜きに大きくて迫力のある作品を作りたくなり、制作しました。
以前ご紹介した『London』もA2サイズでしたが、こちらは繊細さを全面に押し出し、細かく作ったので『グロスター大聖堂の回廊』とは異なります。
とにかく勢いまかせに、ザクザク切りすすめました。
そのため作業スピードは異常に早く、A2サイズなのに1ヶ月ぐらいで完成しています。
切り屑も大きく、作業後の片付けがいつも大変でした。
一部のコアなファン
線が細く、細かい作品と比較して大味な作品といえます。
しかしこの線の太さが「迫力を感じる」と好評で、一番好きな作品だと言ってくださる方も多い作品です。
一部のコアなファンに根強い人気がある作品となっています。
最近は保管場所の関係もあって、大きすぎる作品を作らなくなりました。
でも、たまにこの『グロスター大聖堂の回廊』ぐらい大味な作品をつくってもいいなと思うときがあります。
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