【建築切り絵】イギリスウェストミンスター地区を描いた『London』




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建築切り絵の2作品目として制作した作品。2014年2月24日に完成した作品です。

作品の元絵

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私の建築切り絵の多くは写真から制作しています。今回の『London』を制作するにあたり、T. Angel氏のCreative Commonsの写真をお借りしました。

[参考サイト]>>>GATAG|フリー画像・写真素材集 3.0-イギリス-ロンドン

『London』以降の建築切り絵の作品は自分でイギリスに足を運び、撮影した写真を元に制作しています。

制作の様子

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まずは元絵をA2サイズに印刷し、黒い紙の上にマスキングテープ (「切り絵に必要な道具08 | ホチキス マスキングテープ」参照) で固定します。

今回はNTラシャ紙という紙を使用して制作しています。

[参考サイト]>>>NTラシャ|紙を選ぶ|竹尾 TAKEO

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元絵と黒い紙を2枚同時にデザインナイフで切っていきます。

A2サイズにわずか数ミリの穴をひたすら空けていきます。気の遠くなる作業です。

合計の作業時間は8ヶ月ほどかかりました。

細かくて大きい作品を作ろう

『London』以前の作品はA4サイズ以下なのですが、『London』はA4の4倍サイズのA2で作ろうと決めました。

1作品めの『Big Ben』を公募展に出展した際、審査員の方から「『Big Ben』と同じ細かさでさらに大きい作品を作るといいですよ」というアドバイスを頂いたため、実際に制作しました。

とても気の遠くなるような作業の連続でしたが、なんとか完成させることができてホッとしました。

様々な角度から楽しめる作品

橋からBig Benに向かって覗き込むように撮影した写真。

細部までこだわった芸の細かい作品を見ること、作ることが好きで、『London』も細部までこだわり抜いて制作した作品です。

上の写真のように、様々な角度から見ることで、作品の世界に入り込んだような感覚を楽しんでもらえた嬉しいなと思います。

作品上の橋の上のバス、街灯、木など、覗けば覗くほど新しい発見に溢れるような作品として仕上げています。

「平面なのに立体感を感じるのはなぜですか?」とよく質問を受けます。

答えは線の細さが全て異なること

私の作品は線の細さを細かく調整することで平面でありながら建物の凹凸が浮き出るように制作しています。

持ち上げた様子

これぐらいのサイズです。

平面撮影だと切り絵の良さはなかなか伝わりにくいと思いますが、こうやって持ち上げることで「本当に切り絵だー!」と気づいて頂けると思います

切り絵に関して言えば、展示会などで生の作品を見て味わうに限ります

切り絵独特の影の浮き出る様子や造形の細かさを見るのは本当に楽しいですよ。

使用した道具

この作品の制作に使った道具



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