1ヶ月目の勉強内容について調べた結果、徐々にやるべき内容が固まってきたので、一回まとめてみようと思います。
とりあえず最初の1ヶ月目のスケジュールについて。
[リンク] Yayoi Kuronuma | 【挑戦編】3ヶ月でTOEIC 800点を目指す | 1ヶ月目の目標目次
1ヶ月目に使える時間
最初1ヶ月目の目標が【朝4時30分に起きる】です。
この時間に起きると、だいたい毎朝60分ぐらいの勉強時間が確保できます。
さらに移動などの隙間時間が約30分あるので、計90分は勉強時間としてコンスタントにとれそうです。
あとは夜の時間や隙間時間と合わせて、1日3時間ぐらいを勉強に当てるイメージでいます。
これを考慮して勉強内容を選抜していきます。
1ヶ月目の勉強内容
勉強内容を選定するにあたり、
- (できれば) 科学的に効果が証明されている
- 自分にとってできるだけ楽しくできる
- TOEIC対策に絞って、ライティングとスピーキングは除外
- 最後の1ヶ月間は、問題演習に時間を割く
の4つを重視しました。
(できれば) 科学的に効果が証明されている
勉強法もいろいろありますが、調べてみたところ勉強において本当に大切なのは次の2つに絞れそうです。
- 検索練習
- 分散学習
検索練習
いわゆる「知識を思い出す」勉強で、
- 模試 (テスト)
- 赤いチェックシート
- 単語カード
のように、自分の頭の中の知識を、適切に引っ張り出せるか? を問う勉強法です。なぜなら頭の中の知識を出そうとするときに、脳は能動的に働くからです。
逆に
- 教科書をただ読む
- 教科書にマークを引く
- リスニングの聞き流し
のような勉強だけだと、受動的な脳の使い方になってしまうので、効果は薄くなります。
とにかく「頑張って思い出す」という勉強は絶対に必要になってきます。
分散学習
いわゆる「忘れないように復習する」お話ですが、
- 間隔を空けて再テスト
のような方法が一番良さそうです。
結局一度で全部を暗記できる人というのはほとんどいなくて、毎日触れるからこそ、脳は「必要な情報」として覚えてくれるようです。
一夜漬けも翌日までは効果があるようですが、その後は長期記憶として定着しないが定説です。
なので「使える英語の勉強」を目指すのであれば、コツコツ頑張るのが結局近道といえるでしょう。
分散学習は、上の検索練習と合わせて意識しておくと良さそうな感じがします。
自分にとって、できるだけ楽しくできる
これもモチベーションや内発的動機付けで非常に重要な点です。
ウェブ検索すると、オススメの勉強法って無限に出てくるんですが、少しでも自分が興味を持てるようにアレンジするのが大切だと思います。
例えば、
- シャドーイング (聴きながら話す練習) なら、教材よりも「自分の好きな映画」
- 多読なら、教材より「自分が好き・興味がわく」英語の本
- 単語帳は「見た目が良い、内容が面白い、手に取りやすい」で選ぶ
などが挙げられます。
TOEICの勉強だと、ある程度やるべき勉強が限られてしまいますが、その中でも自分らしい工夫を考えてみると良いでしょう。
TOEICに絞って、ライティングとスピーキングは除外する
結局のところ、英語の勉強の目的は「英語を使って仕事する・コミュニケーションをとる」に行き着くでしょう。となるとライティングやスピーキングは外せません。
TOEICのスコアだけを目的に勉強しても、「TOEICのスコアは良いのに、仕事では全く英語を使えない」みたいに揶揄されるケースもあります。
ただTOEICに向けて勉強した文法、単語、リスニング力のような基礎知識は、その後ライティングとスピーキングを学ぶ上で、とても役立つものだと思っています。
正直、自分は一度にあれもこれも手をつけると、なかなか収集がつかなくなってしまいます。
とりあえずはTOEICに向けた勉強をしておいて、必要に応じてライティングとスピーキングを別で勉強しようと考えています。
最後の1ヶ月間は、問題演習に時間を割く
TOEICの点数を挙げたいなら、やはり問題に慣れる、問題に応じた解き方をマスターするといったテクニック的なものは必要になってきます。
上でご紹介した「検索練習」もそうですが、覚えた内容をテストで使えるかどうかの演習はマストだと思っています。
そんなわけで、最後の1ヶ月くらいはひたすら問題演習に時間を割きたいと思っています。
とりあえず1ヶ月目に実施する勉強法
以上のことを踏まえ、1ヶ月目の勉強法を考えてみました。
多読
「簡単な英語の本を、とにかくたくさん読む」という勉強法ですが、こちらは科学的にも効果のある方法として、多くの方が推奨されています。
[参考]>>>パレオな男 | 「多読」をやれば英語がグングン上手くなる!はどこまで本当なの?31歳から外資系企業へ転職し英語の勉強を始め、後に米Googleアメリカの副社長兼日本社長を務めた、村上憲郎さんの英語勉強法でも多読は推奨されています。
村上憲郎さんの推奨する多読法は「300万語読め! 手始めに100万語を読破せよ!」というものです。
そこで僕は自分自身が興味を持てる本として、『ハリーポッター』を多読教材にしました。
ハリーポッターは児童書なので、実は大学受験レベルの単語帳1冊が頭に入っていれば、70〜80%は理解できます。
また全7巻を読破すると、だいたい100万語になります。
ということで、僕にとっては最適な教材かと思い、まずは
「TOEIC本命のテストまでに、『ハリーポッター』を全巻読破する」
が第一の勉強法になりました。
英単語
英単語帳もいろいろ手を出すよりは、一冊に絞って極めた方が効率が良いと言われます。
僕は英語の勉強と言えば『DUO 3.0』という単語帳を愛用しています。
こちらの単語帳を使うには、復習用CDがマスト。リスニング対策も含め、とにかく繰り返し聞いています。
過去にDUO 3.0の使い方をご紹介した記事も書いているので、詳しくはそちらをご参照ください。
[参考]>>>英語偏差値36が英国一人旅に出られた『DUO 3.0』の使い方久しぶりに本棚から出してきたので、忘れている部分も多くあります。
最初の一ヶ月は復習のような基礎的な勉強に時間を使おうと考えています。
リスニング対策
TOEIC攻略と言えば、リスニング対策が重要と言われています。
これはリーディングと比較して、割と簡単に得点源にしやすいからです。
ただ現時点ではリスニング対策について、まだ勉強法が定まっていません。
こちらは色々テストをしながら、2ヶ月目以降から勉強内容を固めていこうと思っています。
1ヶ月目の勉強内容まとめ
勉強で大事なのは
- 検索練習 (思い出す)
- 分散学習 (忘れない)
の2つで、これを軸にした勉強法を考案しています。
また統計的、科学的に効果のある英語学習法として多読を採用し、英単語などの基礎学習を並行していく予定です。
とりあえず1ヶ月間、頑張ってみようと思います。
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