先日アートイベント・デザインフェスタのVol. 47の当落発表がありました。私は展示作品が足りないのでVol. 47、48は飛ばして、次回はVol. 49に出展できればと考えています。
これからデザフェスに出展する方、もしくは出展したいと考えている初心者の方に向けて、Vol. 46でのレイアウトコンセプトなどを簡単にご紹介いたします。
目次
長机だけのリーズナブルな展示
前回Vol. 45では壁をレンタルしての展示でしたが、壁レンタルのデメリットは費用が高くなること。最安の壁をレンタルしても13,500円かかります (※ 2017年 現在)。
そこで今回はSブースのデザイン案の中で、比較的リーズナブルに展示できる長机とイスのレンタルだけのレイアウト案をご紹介致します。
[関連記事]>>>【デザフェス】Sブースのレイアウト案 [関連記事]>>>【デザフェス】Sブースの壁と机を使ったレイアウト案壁+小机+イスを使ったレイアウト案もあります。
レイアウトの全景
全体的にはこのような感じにしました。
展示物は
- A4サイズの作品 4点
- ポストカードサイズの作品 1点
- ポストカード 3種類
- クリアカード 3種類
- 缶バッジ 2種類
- iPhoneケース 2種類
- Tシャツ 2種類
「机だけだと狭くて展示しにくいかな?」とも思いましたが、思ったよりもグッズを並べることができました。レイアウトのポイントを紹介していきます。
レイアウトのポイント
1. 宣伝になるものを置く
こちらは前回のレイアウト例です。
「2. アピール作品」のところに一番人目につきそうなところにA2サイズの大きな切り絵をおき、インパクトを与えて立ち止まってもらおうと考えました。
しかし今回の場合は大きな作品を置くことができないので (下に置こうと思えば置けますが)、自分が切り絵作業をすることで「切り絵ですよー」というアピールをすることに。
ただ今回の感想を述べると、前回ほど歩いている人を足止めする効果は得られず…人目につく配置にしたいのであれば、やはり壁の利用は必須かもしれないと感じました。
2. 段差をつけてスペース確保
机を利用した展示では、いかに机上のスペースを有効活用し、作品数を置くかということを第一に考えました。段差をつけることで前後に作品を配置できるので、スペースが無駄なく使えます。
段差をつけられれば箱でもダンボールでも何でも良いと思いますが、私の場合は家にあった無印良品のファイルケースを置き、上から布を被せてカモフラージュ。
[リンク]>>>無印良品 | ポリプロピレンファイルボックス作品の配置には100円ショップで購入した本立てを使用しています。
そのまま立てかけると作品が滑り落ちる可能性があるので、養生テープやひっつき虫 (練りゴム) を使用し、作品が落ちないようにしました。
3. スタンドでグッズを立ておき
段差をつけて商品を配置するのはスペースの活用に有効です。自作のポストカードスタンドを使い、ポストカードやクリアカードを配置。
自作のポストカードスタンドに関しては、こちらの記事で詳しい作り方をご紹介しています。
[関連記事]>>>【DIY】ポストカードスタンドを簡単手作り | 設計図つきで解説当初はポストカードスタンド2個使用する予定でしたが、スペースが足りなく1個の使用に。展示しきれなかったポストカードは作品の前に配置することにしました。
4. 余ったスペースにグッズ配置
残ったスペースにはTシャツ、缶バッジ、iPhoneケースなどを配置しています。この辺は特に工夫などを凝らしていておらず、直置きです。
5. 荷物は机の下 上から布でカモフラージュ
机の下がむき出しだと、搬入時に使ったダンボール、移動用スーツケースなどが見えてしまったもったいない。そこで布を使って全体を白くカモフラージュしています。
これをするとしないとでは、展示の雰囲気が全く違います。手軽にできる工夫ですので、ぜひお試しください。
私が使用している布はもともと写真撮影用のものです。Amazonですと1,700円程度で購入できます。
使用前に低温でアイロンがけ (※ 高温だと溶ける可能性ありとの記載あり)、またはクリーニングでシワを伸ばして綺麗にしたものを使用しています。
デザフェスでは火災対策のため、机からはみ出る布は防炎加工が必須です。クリーニング店で防炎加工してもらえますが、費用がかさむため、使用頻度が少ない人は最初から防炎布の購入、またはレンタルを検討した方が良いかもしれません。
まとめ
今回はわざと壁を使わず、できるだけ低価格で出展ということをやってみました。
壁を利用すれば人目につきやすいなどのメリットも大いにありますが、少しでも費用を安く済ませたい! という方は机さえ借りれば十分グッズの配置ができます。
もしご参考になるものがありましたら幸いです。
では、そんな感じで!
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