今回は切り絵道具の中でも脇役ではありますが、使用頻度が高い道具を2つご紹介致します。
切り絵作業をしていると、下絵と紙を留めたり、切り絵を保護するための保護フィルムを留める機会が多くあります。
そんなとき僕は、主に「ホチキス」と「マスキングテープ」を使用しています。
ホチキス
主に切り絵をする際に、下絵と黒い紙を固定するのに使用しています。
学校でも会社でもよく使う機会があると思いますが、普通のホチキスです。道具としてのこだわりは特になく、実家から持ってきた物を使い続けています。
僕の切り絵は下絵と黒い紙を2枚同時に切っていくスタイルなので、2枚が動かないようにしっかり固定することが大切です (1 mmを争う世界なので、万一ずれると黒い方を切り損じる危険性がある)。
ホチキス使用のメリットとしては、
- 机から出して片手ですぐ使える
- テープ類と異なり、下絵ギリギリまで固定できる
ことが挙げられます。特に (2) の特徴は、重宝しています。
紙の四隅だけでなく、紙の真ん中も固定できるのはホチキスの優秀なところですね。
反対にテープ類と比較したときのデメリットは
- 針を抜くとき、紙が破ける可能性がある
- 針が浮き出るので、定規をうまく当てられない
基本、ホチキスを留めた部分は、紙ごと切り落としていますが、万が一打ち損じたときに針を外す際は、気をつけてください!
マスキングテープ
こちらは、ホチキスで固定できない箇所の固定などに使用しています。
僕が特に愛用しているマスキングテープは、3M社の「Scotch 貼ってはがせるテープ」です。ちょうど良い粘着力で、すごく剥がしやすいです! あと比較的、剥がした跡が他のマスキングテープよりも綺麗だと思います。
切り絵作業中は、作業が終わったところからトレーシングペーパーで保護しているのですが、その際の固定に使うことが多いです。
このテープはシンプルな白で、鉛筆でメモを取ることができる点がポイント高いです。展示会などで、会場設営時に目安の場所にマーキングなど他の用途にも使用しています。
模様の入ったマスキングテープも手紙などに使うことはありますが、切り絵の制作においてはこのテープ一つで賄っています。
今回は切り絵道具の番外編みたいな扱いで、あまり表に出ないような道具を2つご紹介しました。もちろん、普段から大活躍してくれている道具たちです!
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