2019年の目標は
- アート
- 勉強
- 健康
の3つでした。
勉強については、簿記2級の取得と英語でTOEICの点を上げることが目標でした。
簿記2級は取得しましたが、TOEICの方はノータッチだったので、そろそろ手をつけようと思います。
期間・目標・学習計画について
勉強期間は3ヶ月を目安としています。
だいたい身につけた知識が定着し、活用できるようになるのに必要といわれている期間が3ヶ月〜6ヶ月ぐらいだからです。
4月にイギリスに行って、「やっぱり自分は英語がまだまだだ」と実感したので、より英語力を高めたいというモチベーションも適度にある状態です。
目標は800点に設定しています。
これは日本で商社や外資系企業など、英語を使う仕事に就きたいと思ったとき、面接を受けるのに足切りされない点数だからです。
特に商社や外資系に行きたいわけではないですが、一つの目安としてわかりやすいので設定しました。
次に学習計画ですが、学習計画は大切だと思っています。
前回簿記2級を3ヶ月で取得しようと思ったとき、経験談ブログなどウェブ上からたくさん情報を仕入れ、全体の流れをデザインしてから勉強を始めました。
[リンク]>>> Yayoi Kuronuma | 【簿記2級】独学3ヶ月! 合格率13%の回でも一発合格した勉強法今回は僕が今から800点を目指すとしたら、どういう学習計画をデザインするかをご紹介いたします。
目標達成までの学習計画デザイン
目標設定のデザイン
まず目標ですが、ある程度ゆるい達成目標を持った方が、達成率が上がることがわかっています。
というのは「800点取る!」といって取れないと、「自分はダメだ…」と落ち込んでしまうからです。完璧主義な人ほど、この傾向にあります。
あくまで目指すは800点ですが、目標値の80%-120%、つまり【640点から960点とれればOK】と設定すると少しゆるくなります。
人によっては70-130%、50-150%と幅を変えても大丈夫です。
達成目標は少し幅広くもつことが大事です。
さらに達成期間も少しゆるく設定します。
【3ヶ月後に800点取る】より、テストを毎月受けて【3-6ヶ月後に800点取る】の方が期間・試行回数でゆるい目標になります。
今回はとりあえず【だいたい3ヶ月で、640〜960点取る】という目標を設定しました。
学習計画のデザイン
世の中には星の数ほどあるんじゃないかと思うぐらい、語学学習法があふれています。
ここでは、
- TOEIC向け
- 3ヶ月で達成可能
- 自分に合いそうな方法
という3つの軸で選んでいきます。
1. TOEIC向け
語学学習は「読む、聞く、話す、書く」の4つの能力に分解できますが、僕が受ける試験は聞き (リスニング) と読み (リーディング) に特化したテストです。
よって、勉強法がある程度絞れます。具体的には
- 単語・文法学習
- リスニング対策
- 長文読解対策
の3つです。
それぞれ自分に合った勉強法をデザインしていこうと思います。
2. 3ヶ月で達成可能な計画
3ヶ月程度という限られた期間では、やるべきことを絞って集中的に勉強するしかありません。
テキスト・問題集なども厳選し、いろんな問題集をたくさんやるより、良質なテキストを覚えるぐらい繰り返し勉強した方が学習効果は望めます。
3. 自分に合いそうな方法
いくら多くの人が「この勉強法がいい」と言っている方法でも、結局は自分と相性が悪ければ効果は望めません。
これまでの自分の勉強方法を振り返って、
- 効果が望めそう
- 自分と合いそう
という2軸で選ぶことになりそうです。
実際に3ヶ月で800点を目指すモデル
と、ここまでいろいろと書いてきましたが、上記の条件を踏まえて実際に800点を3ヶ月で目指せる方法をデザインしていきます。
あくまで僕の現在のレベルに合わせてますので、その点だけご留意ください。
単語・文法対策
使う単語帳は『DUO 3.0』というベストセラー単語帳に絞ります。
理由は大学生の頃からずっと使っているからです。
過去にDUOの解説ページを (自分のメモ用に) 作ったぐらいには愛用しています。
[リンク]>>>【DUO 3.0】英文法・構文解説 | 表記と参考文献ただし結構忘れている内容があるので、総復習をかねて全体を抑えていこうと思います。
リスニング対策
リスニングに一番効果的なのはシャドーイングと言われています。
シャドーイングとは、英語の音声を追いかけて自分で発音する練習法です。
こんな感じのイメージです。こちらも毎日少しずつやって、慣れさせていきたいところです。
最初の1ヶ月は単語帳『DUO 3.0』の音源をシャドーイング。
その後2ヶ月目以降は、問題文にたくさん触れることを優先し、『TOEIC 公式問題集』のシャドーイングをしようと考えています。
長文対策
まずはスクリプトを早く読むスピードを身に付けることが大事です。
そのためには英文をとにかくたくさん読む練習が必要になります。
本当は『TOEIC 公式問題集』のような問題に触れるのがいいのでしょうが、あまりに無機質で飽きてしまいそうです。
そこで別の方法を考えました。それが「英書多読勉強法」です。
英語多読学習法はいたってシンプルなルールで、それが
[引用] 英語多読研究会SSS | 英語学習法のご案内
- 辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
- 分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
- つまらなくなったら止める (1 2 の原則で楽しく読めない本は読まない)
の3つです。
古くは夏目漱石から、元米グーグル副社長兼日本法人社長の村上憲郎さんもオススメしている勉強法です。
高専生で「英語の多読を取り入れたら、TOEICの点数が上がったよ!」という報告もあります。
[参考] 西澤 一ら, 論文集「高専教育」, 第30号, (2007) “苦手意識を自信に変える,英語多読授業の効果”以上の理由から、リーディング対策で多読を取り入れることにしました。
で、何を読むか? について、僕は
- 辞書を引かなくても (ギリギリ) 読める
- シリーズを合わせると、目標の100万語に届く
- 楽しい
という3つの理由から『ハリーポッター』の全巻セットを読むことにしました。
さっそくAmazonで購入しています。
まとめ
以上より、TOEICで800点を目指すために
- 【だいたい3ヶ月で、640〜960点取る】
- 語彙・文法は『DUO 3.0』
- リスニングは『DUO 3.0』と『TOEIC 公式問題集』のシャドーイング
- リーディングは『ハリーポッター全7巻』読破
という方針で頑張りたいと思います。
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