「最近の取り組みについてと、自粛期間にやってみたいアレコレ」に書いたように、業務の一環で統計の勉強を始めました。
一応ゴールラインとしては
- 統計検定2級 合格レベル (大学基礎課程レベル)
- 統計解析プログラミングソフトRを使う
を設定しています。
まだ実際に手を動かしてデータ分析しているわけではなく、今後に備えて先に勉強している感じです。
まずは「どんな方法で進めていこうか」について、整理していきます。
過去の学習者に学ぶ勉強法
まず大事なのは、闇雲に勉強をはじめるのではなく、ゴールまでの道筋を明らかにすることです。
かのニュートンの残した「巨人の肩の上に立つ」を実践するため、他の学習者の方の勉強法や勉強時間について調べていきます。
高校数学が赤点だらけだった僕が統計検定2級に1ヶ月半で合格した話
知識0から統計検定2級取得を目指した話
統計検定2級に合格したときの勉強法を公開【2019年11月最新】
以上が僕が参考にさせて頂いたサイトです。
勉強方法は割と決まっているようで、要約すると、
- 学習期間は(1日2~3時間で)だいたい1~2ヶ月
- まずは統計WEB様で、全体像を学ぶ
- 公式問題集で演習する
が王道のようです。
学習の目的とゴールの設定
次に確認すべきは「なぜこの勉強をするのか?」という目的です。
これがないとイマイチ勉強に身が入らなかったり、合格自体が目的になってしまうので、注意が必要です。
[参考]>>> 勉強で結果を出すには「そもそも、なぜ勉強するのか?」が超重要というお話学習目的
僕の学習目的は
- 統計が仕事で使えるようになる
- 統計解析ソフトRを統計を、統計を理解した上で使えるようになる
- (将来的に) データサイエンスに近いことに興味がある
あたりになります。
このように考えるようになったきっかけは、次の本を読んだためです。
あくまで「統計検定2級合格は、今後使いたい統計学の基礎を固めるため」が目的だと忘れないようにします。
ゴールの設定
次にゴール (今回は統計検定2級レベルの知識の習得) までの期間を決めます。
僕はだいたい1ヶ月後、5月末合格をゴールとしました (受験はCBT方式という形で、いつでも受けられる? らしいです)。
先に挙げたサイト様を参考にする限り、あまり数学に馴染みがない方でも2~3ヶ月程度勉強すれば、合格できるよう様子。
僕の場合、大学で必修科目として一度統計を学んだこと (ほぼ忘れましたが…)、一応理数系なので、極端に数字に弱くないという理由から、1ヶ月後、5月末までとしました。
こういった勉強はダラダラやっても意味がないので、短期集中でバッと終わらせてしまうのが個人的な勉強法の好みです。
実践編
1. 統計WEB様で概要を学ぶ
さっそく先週から、統計WEB様の『統計学の時間』を参考に勉強をはじめました。
1. 全章を一読する (終了)
10%理解できれば良いぐらいの軽い気持ちで、まずは全章 (Step. 1, 32章) まで目を通し、学習の全体像を確認しました。
- 場合の数や確率は高校数学と同じね
- 条件付き確率に加え、ベイズの定理を新しく学ぶ必要があります
- 離散型確率分布では積分が必要なので、高校数学を思い出さなきゃ…
程度のことを頭の片隅にしまいつつ、まずは3日程度で読破しました。
2. 練習問題を解きながら、2周目を読む (ほぼ終了)
統計WEB様の『統計学の時間』で御提供いただいている例題や練習問題も解きつつ、2周目を読みました。
2周目は、1周目よりも少し丁寧に学習しています。
- わからない単語を覚える、調べる
- とりあえず公式をチェックする
- 理解できない部分は解説書を読んでみる
- それでも理解できない部分は後回し
で進めました。
場合の数や確率など高校数学も範囲に含まれていますが、けっこう忘れていたものが多く (A∩B、A∪Bとか…)、白チャートを引っ張り出し、例題を解いて確認しています。
白チャートは大人になって数学を勉強し直そうと思って買い直しました。
ベイズの定理など、新しく学習する項目はYouTubeの授業も参考にしています。
3. 問題演習 ← Now
ある程度必要な知識を得たら、次は問題演習です。
統計WEB様の『統計学の時間』をだいたい読み終えた時点で、さっそく過去問に取り組んでみました。
まず1回解いてみました。
まぁある程度予想していた通り、1割も解けず、ほぼ答えを見ながら解答を書き写す感じになりました。
ただこの時点で
- 何を理解すべきか
- 何を覚えるべきか
- 自分がすでに理解できている部分はどこか
あたりは見えてきました。引き続き問題演習で、理解と知識の定着を図っていこうと思います。
[参考]>>> 【勉強編】成績アップのための効果的な勉強法について、おさらいしてみる残念ながら今年のGWはどこへも出かけられなさそうなので、お家でじっくり創作や勉強など、できることを楽しみたいと思います。
最近勉強の話題ばかりで少し飽きてきたので…次回こそは創作活動について書きたいです。
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